航空ガソリン
基本的には自動車用ガソリンと変わらないが、気圧や気温など、使用環境が過酷であり、より高度な安全性を求められることから、沸点の範囲が狭く、オクタン価が高い必要がある。JIS K2206によって規格化されている。
自動車用と識別するために、航空ガソリンのドラム缶は赤く、ガソリン自体は緑色に着色されている。
航空ガソリンの税金は、購入時には消費税のみ支払い、航空機燃料税は後日申告のうえ納付する仕組みをとっている。このため二重課税とはなっていない。なお、航空機燃料税の税率は揮発油税より高いが、租税特別措置法(2倍掛け)が適用されていないので、実質的には安価なものとなっている。
- 揮発油税と地方道路税(53.8円/L)に対して航空機燃料税(26円/L)
航空機用ガソリンは小規模飛行場用にドラム缶でも販売されている。 ハイオクガソリンとしてそのまま自動車に入れても使える。自動車などへの転用を防止するために航空機への給油時には必ず4枚1組の免税用紙を用意して、航空機へ給油したことを証明する事になっている。 証明できない場合には別途揮発油税と地方道路税を請求されてしまうため、免税用紙が無いと給油を拒否されることが多い。そのため、軽飛行機には必ず常備しておくことが推奨されている。
逆に揮発油税と地方道路税を課税された自動車用のガソリンを航空機に給油した場合には、書類等で証明できれば航空機燃料税が免除される。 証明出来ないと二重課税されることになる。ただし、常識的に自動車用ガソリンを航空機に入れることは無いので、あくまでも手続上可能なだけである。